まどろみ天使

おたく10年選手OL

【20150405】 NEWS LIVE TOUR 2015 White宮城公演〜初ジャニーズ現場〜



これが私の初めてのジャニーズの現場だった。

私はどんなジャンルでも現場の持つパワーが好きではまったらとりあえずチケットを探す現場厨である。1人だろうと関係ない、百聞は一現場にしかず、行かない後悔より行って後悔がモットー。

宮城の隣に住んでいて仙台ぐらいは庭の感覚になっていた私は、NEWSが宮城でコンサートをすると知ってチケットを探した。幸いチケットを譲っていただき、ジャニーズ現場デビューを果たすことになる。

 

もともと化粧をして「◯ね」「◯す」などとシャウトするお兄さんたちが好きで、家の人に「仙台でライブ」というとまたそういうバンドのライブか、そんなのに金を使うなと嫌味を言われるのだが、「今回はNEWSのコンサート」というと母と妹からは「手越?!」「なんなら私が手越に会いたいわ」とめずらしく羨望のまなざしを向けられた。V系も心から好きなのでそこは複雑だが、一般の人にも認知されていて話題にできるという面ではジャニーズはオープンなジャンルだとしみじみ感じた。

 

5か月も前のことなのでレポというよりは感想になるが、せっかくの初ジャニ現場なので記録を残しておこうと思う。

 

・会場

セキスイアリーナはバンドお兄さんたちの関係で何回も来ていたが、いつにも増して雰囲気が華やかだった。根がバンギャなのでおめかしした女子を見るのは好きで、こういうコーデもかわいいな~なんて人間観察していた。(ぼっち)アルバム「white」にかけてか、真っ白なワンピースが多かったように感じる。

面白いなと思ったのはかわいらしいラベンダー色の服を着てふわふわしているのに真っ黄色のマスコットをつけた小山担の方々である。木原さーん、そらジロー

 

中に入ると田の字のように張り巡らされた花道にびっくりした。いままで行ったライブではメインステージ中心で、あっても少し先にサブステという印象だったので、こんなところまで来てくれんの?ジャニーズすごいな?と驚いた。ちなみに先日嵐に初めて行ったバンギャ友達も同じことを言っていた。ちなみに席はスタンドだったので会場が見渡せてジャニヲタウォッチが楽しかった。蛍光色のうちわ文字は反対側のスタンドまで見えるものなんだな…!と学んだ。

 

・内容

とにかくよく作られた構成だと思った。間延びを感じるところが無かった。特に黒い傘を使ったKAGUYA前のJr.のダンス。うまい言葉が見つからないが「つなぎ」がとにかく良かった。MCのタイミングも良かった。

曲はアルバムを予習していたが正直あまり聞きなれない曲もあった。しかしよく聴いたシングル曲では周りやJr.の人たちを見ながら踊れたので楽しかった。

特筆すべきはソロで弾き語りするはずのピアノの音が出ず、「特別にアカペラで歌っちゃうね、」とバラードの『あなた』を自分の声のみで歌い上げた手越さん。会場に響き当たる美声。歌唱力はもちろん、対応力とその度胸に惚れ惚れした。


・演出

teamWhiteにちなんだ敵を倒す映像などが流れた。拍手などをリズムゲームのような感じで客が拍手をすることでメンバーが敵を倒していくような感じ。

曲の演出では個人的には慶ちゃんソロ→シゲアキソロの流れが神すぎた。オタクの妄想かと思った。

慶ちゃんは屋敷の主人なのかな?赤いジャケットをよく鍛えられた素肌の上に羽織っていて時々バッとジャケットを翻すなど色気を撒き散らしていた。ヒョウ柄があしらわれているのもチャラみがあって良い。この人が夕方ニュースを読んでると思うとギャップでやらる。

ロメオを歌い上げたあと、ジャケットを脱いで扉に向かう。扉を開けたのはホテルマン、扉の向こうに出て行く慶ちゃん、扉を閉めるホテルマン、そのホテルマンがシゲアキだった、ネタバレを見ていなかった私は「お前かよーーーー!!!!!!!!!」と脳内でのたうち回った。

ソロであんまり他のメンバーに干渉するのはよくないから迷ったんだけど、ということを言っていたのを見かけたのだが世界観ガチガチに固めて殴る演出が好きなのでこういうのはもっと見たい。

ちなみにこの扉の演出は前回の記事 で書いたCLUBSLAZYに通ずるのでそこでもテンションが上がった。

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セットもJr.マンションみたいだな。
ちなみにチケット先行始まりました(宣伝)




 ・MC

ず〜〜〜〜っと腹抱えて笑っていた。バラエティー番組か?というくらい終始面白かった。みんなボケ散らかすのを慶ちゃんがあわわ〜〜(><)という感じでボケ回収しているのが可愛かった。この時見た手越くんと伝説の慶ちゃんラジオ手越回まとめを聞いてしまったのでイッテQの手越くんを見ると「し、静かだな…テレビ用かな…」と思うようになってしまった。

特に次の大阪公演は慶ちゃんの誕生日公演ということで、慶ちゃんのお祝いをどうしようかというのを慶ちゃんを含めて考えているのが面白かった。誕生日を迎える本人なのに「こうするのはどう?」と話される慶ちゃん。シゲの会場を一周するのはどうかという案で大阪の前にここでリハしておこう、という話になり、慶ちゃんが24時間マラソンのラストのように会場の花道をお手振りしながら一周、他のメンバーが実況しだす。「すばる君も応援に駆けつけてくれました!」などの振りに合わせて手越くんが「はしるぅはしるぅ〜〜こ〜〜や〜〜ま〜〜(すばる節)(似てる)」と次々にモノマネで歌い出す。外周1周回った慶ちゃん「ちょっと疲れた」そりゃそうだwww 


あとはコンサートでアイドルしても1人で家に帰ると寂しいよねみたいな話で、シゲが家にはいって「水槽がプクプクっていう音とか、空気清浄機が〜〜」と擬音を言っていくと慶ちゃんが「さすが小説家、描写がお上手ですね」と褒めた(?)のが個人的に好きだった。このひとりひとりの発言に慶ちゃんが丁寧に突っ込むシリーズも好き(伝われ)そのあとみんな真似して擬音を言っていったのだが手越くんが洗濯機の音を「ブシャーーーッ!!!!!」っと表現したのをシゲが「ワイルドですね、持ち主に似るんですねw」と返していたのにじわった。そのうち高田純次みたいになる手越家の洗濯機。


・ファンサ

ここで初めて生で「アイドルのファンサ」たるものを見ることになる。

まずはリフターとスタトロの高さが衝撃だった。張り巡らされた花道だけでも隅々まで来てくれるなぁと思っていたのに、スタンド席の高さまであるトロッコにびっくりした。そんなに前の席ではなかったが充分に目線をもらえるところまでメンバーが来てくれた。これってすごいことだよと他の畑から来た人間が声を出して言っておく。

私のいた下手側はリフターで上がってきたのはテゴマス、トロッコで来てくれたのはコヤシゲだったと記憶している。なんであやふやかというとコヤシゲの衝撃がでかすぎてテゴマスの記憶が…思い出せない…

衝撃というのはふたりのファンサ威力の衝撃である。

慶ちゃんが来た時は向こうから「キャ〜〜♡」という歓声と共にキラキラしたオーラが押し寄せてきた感じで、ちょっと左のブロックにウインクした時は「バチコーーーーーーン!!!(^_−)−☆」という音がして「ウギャーーーーー!!!!!!!」と辺り一帯の人の悲鳴にも近い歓声が聞こえてきた。これがファンサか……と震えた。私たちの前はお手振りのみだったがそれでも生で見る慶ちゃんはキラキラしていた。

私の左隣は#NEWS #とりあえず来てみた #手越カッコイイ ってインスタ更新してそうなフェス感溢れる前髪かきあげ白スキニーギャル2人だったのだが、右隣はシゲのうちわをもったお姉さんだった。最近姫文字メルヘン文字みたいな可愛いフォントのうちわを作る人が多いがそのお姉さんの持っていたうちわのフォントはほっそい明朝体だった。そこでなんとなくファン歴を悟った。その方もお1人でいらっしゃっていたのだが私はピンクで武装して手越くんのうちわを持っていたのでお互いに担当を認識し、手越くんがボケ散らかすと顔を見合わせて爆笑したり、慶ちゃーん!と呼んでもらう慶ちゃんに対し「俺旦那がいいな」と言い客に「旦那ー!」と呼ばれると「なんだよ〜〜////」と照れるシゲに一緒にウヒャ〜〜!////と悶えたりしていた。

シゲが来た時ももちろんキラキラアイドルオーラはあったが、慶ちゃんに比べると幾分落ち着いているように感じた。私は(うわ〜〜かっこいいな〜〜)と見惚れていたが隣のお姉さんはドキドキしていたに違いない。

そしていざシゲが私たちの前に来る。


ビッ!


っとシゲが指差す。

その先は私のすぐ右隣。


〜脳が状況を理解する一瞬の間〜


私「…いま?!指!!これ指さししませんでした?!!!さしましたよね?!!!」パニくる私と口元に手をやりうんうん頷くお姉さん。


ちょっと小説みたいになってしまった。私が直撃したわけではなかったがその威力はとんでもなかった。シゲの眼力に隣の私もかすり傷どころではない。慶ちゃんのファンサがお花と星ファ〜〜っと撒き散らす感じだとすればシゲは鋭い一本の矢を放つ感じだった。


本物のファンサって、すごい(まとめ)



・Jr.

半年くらいジャニーズを見てJr.もそれなりに分かったつもりでいたが、まだまだだと思い知った。

今回NEWSについたバックJr.は、ジュニボ(Jr.BOYS)というグループに属さない人たち(表現これで合ってますか)で、ほとんど雑誌テレビに露出がないので正直顔と名前が一致しない人がほとんどだった。

しかし露出が少ないから魅力や技術がないわけではなくて、花道に現れては会場を盛り上げてくれた。

ただメインのメンバーと違ってリフターやトロッコに乗って隅々まで来てくれるわけではないので、Jr.の名前うちわを持った人はアリーナ付近に多く、ファンサをもらっていた。Jr.担とはこういうことなのかと学んだ。



・総括

た〜〜〜〜〜〜のしかった。初めてのジャニコンがこれで良かったなと思った。NEWSが好きになったしジャニーズ文化もますます好きになった。ちょっと迷ったけど行って本当に良かったなと思った。

ちなみにシゲ担のお姉さんとは最後に挨拶してそれきりだが、この一期一会も現場の醍醐味。おかげさまで楽しめました、ありがとうございます。


初心を忘れたらこの記事を読み返したい。