まどろみ天使

おたく10年選手OL

ジャニーズWEST TOUR2023 POWER 参戦日記

私はジャニーズWESTのコンサートが好きだ。

彼らのコンサートに行くと、かっこいい&かわいいパフォーマンスが見れるし、MCではたくさん笑えるし、最後には「人生いろいろあるけど、頑張ろう!」という前向きな気持ちになれる。

 

WESTを好きになったのが2014年の10月なので、今年で好きになって9年目になる。正直ハマりたての頃よりは熱心に追いかけられていないが、それでも毎年コンサートに行くのは、シンプルにWESTと WESTが作り出すコンサートが好きだからである。


「レポ」というのはコンサートに参加していない人に向けて「レポート(報告)」するものだと思うが、最近はレポできるほど詳しく追えているわけでもないのと、どちらかというと自分が読み返して気持ちを思い出せるように、「参戦日記」として残そうと思う。

 

発表〜申し込み

私はこれまで初めて参加したパリピポツアー(2015年)以来、毎年欠かさずWESTのコンサートに参加している。

大学生だった頃は熱量が高く、頑張って申し込みもいろんな友人と協力して数カ所行っていたが、最近は宮城だけ申し込んでいる。

熱は落ち着いていていてもWESTのコンサートが好きなのと、宮城にWEST担のフォロワーが来てくれるので会いたくて毎年行っている。

 

また、WESTだけというよりジャニーズ全般のコンサートに共通するのだが、私はジャニーズ現場の「コンサートのために着飾ったかわいい女の子がたくさんいる」という状況がとても好きだ。

かわいらしいヘアメイクや服を着たファンを見ているのは単純に楽しいしワクワクする。自分の美意識も上がる。

他の現場でもおめかししたファンがたくさんいるのは同様だが、ジャニオタは特にガーリー寄りのかわいらしさがある気がする。

 

わたしは元々雑誌LARMEに載るような、かわいらしいガーリーな服が好きなのだが、年齢が上がるにつれて、またコロナ禍を経て現場に行く機会が減っていくなかで、普段着る服もシンプルなものやカジュアルなものがほとんどになった。

ジャニーズの現場は年相応か?同僚や知り合いに見られたらどう思われるか?などを気にせず、自分の着たい服を着れるので楽しい。

去年あたりから自分の価値観が変わってきて、「オタクほどほどにするか〜」みたいな気持ちもあるのだが、最近はそういう「普段着れないかわいい服を着る場」としてもコンサートにはたまに行きたいなと思って申し込んでいる。

 

POWERというタイトルについては最初「きんにくんに乗っかってんの?!まんますぎん?!ww」とウケた。
けどWESTのコンサートに行くとめちゃくちゃPOWERをもらえるので、直球だけどぴったりでいいタイトルだなと思った。
あと単純にきんにくんの「パワー!!!!」が好きなので言う(ツイートする)のが楽しい。

 

パワーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

 

当落〜ツアーが始まるまで

グッズ

宮城が初日なのもあってすぐ買わないと間に合わないかもと思って当日の朝7時くらいに買った。現役WEST担のフォロワーたちは5時とかに買っていたので間に合わんか?!とヒヤヒヤしたが、普通に第一便で届いて間に合った。

アルバムの内容

フォロワーもほとんどWESTを降りたか私と同じくらいのゆるさになっていて、普段タイムラインで目にする情報も多くなく、アルバムの楽曲について昔ほど熱心に追えていなかった。ユニットの組み合わせもわりと直前に知った。

わたしの周りは私同様、「出演テレビや雑誌は熱心には追えていないけど、WESTのコンサートは楽しいので、ゆるゆるになってもコンサートは行く」というタイプのWEST担が多い。

昔はサイトやラジオでしか試聴できなかったが、今はYouTubeで公式から視聴動画が上がるので良い時代だなと思う。
ただ最初の申し込みで全滅したのもあって、行けなかったら悔しいと思いあまりアルバムの曲が聞けなかったw

申し込み

全滅したのだが、地元名義だからかなんやかんや毎年宮城は復活当選や制作開放で行けており、今回もなんとなく当たるだろ!という根拠のない自信があった。

初日の前日、3月17日(金)に制作開放の当落があり、無事に自名義で宮城の制作開放を当てることができた。

個人的に日常でいろいろと「なんで自分だけこんなしんどい思いして頑張らないといけないんだ…」と思うことがあった時期だったので、人生頑張ったご褒美だと思うことにした。

外れる可能性も全然ある、WEST担になってから初めてツアー行かない年になるかも…と思っていた。
期待して行けないと悲しいし、昔だったら行けないの無理!!!と思っていたかもしれないが、最近年取ったせいか、時の流れが早く、「まあ今年行けなくても来年行けばいいかー」くらいに思っていたが、今年も行けることになって良かった。

 

コンサート前日

初期当選でチケットを確保していれば現場服など事前に用意するが(といいつついつもギリギリだけど)、今回行けない可能性もあるため、買っても行けないなら悲しいと思い現場服を買っていなかった。

それが急に行けることになったので、急遽前日(3/18(土))にPARCOで服を調達したw
こういうギリギリの用意もオタクって感じで嫌いではない(ガチで間に合わなくて後悔することも多々あるが)。
ストーリーにアップしたらギリギリ前日調達仲間から返信来ててわらった。

 

また、一緒に行く予定だったら友人が行けなくなってしまったので(また行こねー🎶)、昼交換との交換を探した。
やっぱ宮城は地方なのもあって、当日中に帰宅できる昼が人気で、同じように夜公演を余らせている人のほうが多く、フォロワーにチケツイリツイートしてもらうなど協力いただいたが(ありがとうございます)、交換は成立しなかった。

昼も行けたら行きたかったが、体力的にも心配だったので、昼行けなくてもそんなに悔しすぎて無理!!!とかではなかった。

最近チケツイもそんなに頻繁にするわけでもないので、フォロワーさんにリツイートしてもらったとき、改めて人間のあったかさを感じた。(現代社会に疲れてる人?)

 

コンサート当日

自分は夜公演しかチケットを持っていなかったが、24コン(2016年)に会ったきりのフォロワーさんが今回仙台公演に来るということで、早めに待ち合わせで仙台駅の吹きぬけのところでお話した。

24コンから6年も経ったということに驚きだが、それだけ長い間、自分の熱量に波はあれど日々Twitterで繋がっていて、6年ぶりに会ったりするのもオタ活ならではだなと感慨深くなった。

 

昼公演との交換を優先していたので同行者も決まっておらず、ワンチャン譲りないかなと思いダメ元で早めに会場に行った。譲りは見つからなかったので体育館の横のベンチで食料を食べていたのだが、夜の同行者さんを決めなければいけなかったので暇すぎてやばいという感じでもなかった。

譲りツイートをするのは初めてではなかったが、毎度たくさん声がけをいただくので、自分も行きたいのにチケットがないつらさもわかる分、誰か一人にするというのは心も痛むし、選ぶのが難しいなと思う。

保留にさせてもらっていたうち、何人かの方に交換が決まらなかったため譲りたい旨を連絡したところ、共通フォロワーがいる方から1番早くお声がけをいただいた。

同じく藤井担の方だったので、価値観とか合わなかったらどうしよう…と思っていたが、VS魂がおもんなくて見たいのに3分以上見てられない話とか、ハロルド行きたくても行けなかった話とか、同担トークできてとても楽しかった。

現役でWEST担をしているフォロワーは他担だったり、自分と同じころに藤井担だったフォロワーはわりと降りたかゆるゆるになった人が多ったりで、最近同担と流星くんの話をリアルでする機会が少なかったが、久々に価値観スタンスが近い同担と話せて、同担と話す楽しさを思い出した。

 

実は過去にいろいろあって初めましての同担の方と入ることがあったのだが、そのときびっくりするくらい全ての価値観が逆の方でかなり気を遣ったので、価値観の合う同担に巡りあえてよかった。

 

宮城に来ていた東京のフォロワーにもお会いできて嬉しかった。写真たくさん撮っていただいてありがとうございます!!!

 

青空とりゅかみ

入場〜コンサート

宮城の制作開放はメンステ側のスタンド席であることが多い。バクステ側もあった気もするけど、自分はほとんどメンステ側しか引いたことない。
重複なしだったのでそれほど期待しないで行こう…と思って発券したらメンステ側4列目だったので同行の方と叫んだ(控えめに)人生頑張って良かったなと思った(2回目)

 

コンサートはシンプルにめちゃくちゃ楽しかった。
moodのようなかっこいい曲もあれば、膝銀座のようなWESTの面白さが詰まった曲もあり、元気をもらえるようなバンド曲もあり、MCも大爆笑で、あーーーやっぱりWESTのコンサートが好きだーーーWESTが好きだーーーーーーーーと思った。

コンサート中の好きなところとかは終わったあとにツイートしたので、気が向いたらツイートを貼ることにする。

 

特に印象に残っているのは、最後の挨拶でしげの涙につられて少しだけうるうるしながら話す流星くんだった。
最近追えていないのでわからないが、自分が知る範囲では流星くんがコンサートで涙を流したのは24コンで、それ以来だったとしたらたまたまだがそんな場面を生で見れて良かったなと思った。

単に自分が宮城だけ毎年行ってるからだと思うが、わりと流星くんのレア現場を生で見れている気がして嬉しい。

・メイド藤子で女装していたのが脱げて、ただメイド服を着ている藤井流星になる(2018年WESTiva宮城)これレポ絵描いた気がするのであとで貼りたい

・星座WEST 獅子座とのやりとりが乙女座と天秤座になるという流星くんへのドッキリ(2019年WESTV宮城)


あとで知ったが、今回のツアーはセトリなどについていろいろ言われているらしいが、自分はなにか言えるほど発言などを追えていないし、近年はたいしてコンサートにも入っていないのであまりどうのこうの言いたくない。

ただ言えるのは、私はずっと流星くんの味方であり、同じように応援しているファンがたくさんいるということだけは忘れないでほしいなと思う。

 

おわりに

今回1公演しか入っていないし、今のところ増やす予定もないのだが、それでも満足感がすごく、タイトル通りPOWERもらえたし、幸せな気持ちになった。
記憶があるうちに参戦日記を書けて良かった。

 


WEST最高!!!!パワーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

 

OWV LIVE TOUR 2023-CASINO- 福島公演感想

昨日はOWVのライブの郡山公演に行ってきました。昨日は朝から3.11について書いたブログ記事を読み返し、当時起きたことや自分の感情、12年という年月、生きていることのありがたみなどについて思いを馳せていました。

 

uoxoummm.hatenablog.com

 

朝から別の用事があり、たまたま郡山にいたのですが、なにかのグループのファンっぽい人たちが多く、何かあるのかな?と思い調べたらOWVというグループがライブするということを知り、「あ、本田ニキがいるところ!」「今日(3.11)に福島でライブするのか…!すごいな…」と思いました。

本田くんが福島出身というのは知っていたのですが、本田くんの出演していた日プ(日本版produce101)は見ておらず、タイムラインで名前を見かけるくらいでほぼ事前知識はゼロでした。

他のメンバーも知らず、みんなそれぞれ名前聞いたことあるな…くらいでした。
曲も知らず、動画もタイムラインで流れてきてなぜかこれだけ見たことがあるくらいでした(偏った知識)

 


www.youtube.com

アイドル、ボーイズグループのライブは、東北ではほとんど宮城開催か、あったとしても青森のアリーナで開催されるので、郡山でライブするというのが珍しいなと思いましたが、本田くんの出身地だからかーと納得しました。

元々フッ軽軽率オタクで色んな現場に行くのは好きだったので、興味はあったのですが、その程度の知識だったのと後にも用事があり、ちょっと気になるなと思いつつ迷いました。

Twitterで「OWV 郡山」などで検索してみると、有志の方々が応援広告を出していたり、地元のお店もポスターなどを掲示していたり、街を巻き込んでの初凱旋公演のお祝いをしていることを知って愛を感じていいな…と思いました。

 

郡山駅の有志広告

 

郡山駅前のお茶屋さん

「3.11という今日この日に福島でライブがあるなんてそうそうないかもしれない」と思い、行くことを決めました。

 

昼ごろTwitterでお声がけし、ありがたくチケットを譲っていただくことになりました。

市民文化センターに行く途中、通りの街灯がぜんぶ本田くん、OWVの広告になっていて愛が…!すごい…!と感慨深くなりながら向かいました。

 

 

お譲りいただく方に会場でお会いした際、「誰推しですか?」と聞いていただいたので、「実は本田ニ…本田くんしか知らなくて…わたしも東北の人間なのでせっかくなので見たいなと思い…」と答えたところ、「東北の人に見てもらえてよかったですー!」と喜んでいただけて、こちらも嬉しい気持ちになりました。

お連れの方も曲すら聴いたことがない通りすがりのオタクである私に「ペンライト貸しますか?!」とペンライトまで貸してくださいました。
お陰でペンライトを赤色に光らせて参加することができました。QWVの方優しい…とあったかい気持ちになりました。

 

 

開演10分前(15時20分)には会場内でアナウンスが流れ、黙祷を捧げました。
他のアーティストのライブで3.11に被ることって確率的に多くないし、東北に住んでない方は黙祷する機会は多くないと思います。

こういう形で他の地域からいらっしゃったファンの方とも思いを馳せることができる機会ってそうそうないと思うので良かったなと思いました。


開演してからはあっという間で、曲は聴いたことがなくても楽しくノれるし、みんなヘアメバチバチに気合い入っててビジュ良いし、mcはさすが吉本すぎるし、前知識なくても2時間あっという間でした。


本編では特に震災に触れることはなく、あくまでOWVのツアーのライブの1公演で、
最後のアンコールの挨拶、他3人が話、最後リーダーの本田くんの番になってやっと触れられました。

本田くんが人生で初めて見たライブが今日と同じ会場(郡山市民文化センター)だったそうで、そこでAAAのライブを見て芸能界を目指すことに決めたこと。

その流れで「3.11…」という日付を口にしただけで声を詰まらせて、一度話すのをやめた本田くん。
ファンとメンバーで頑張れー!と声をかけ、話すのを再開しました。

「今日はいろんなところで(震災の)イベントやってるんですよ、福島県。そんな日にここ、郡山市民文化センターを僕たちに貸してくださってありがとうございます。」と涙ながらに話す姿にこちらも胸がいっぱいになりました。

 


帰りの電車で初めてこちらの記事を読みました。

 

t.co

 

 “自分が有名になって絶対に福島のイメージをよくするんだ”と、“福島ってこんなに良いところなんだ”と伝えたいという思い、そして自分も何か復興の役に立ちたいという思いが強くなっていきました。

誰かが少しでも被災地のことを知り、小さくてもできることをするだけで、考えてくださるだけで、もう少しわかり合えたり支え合えたりできるんだと思います。
そして僕自身も、自分の地元であり大好きな福島のためにこれからも自分ができることを少しずつでもやっていけたらと思っています。

 

本田くんがどういう思いで活動しているのかを知らなかったので、いかつい(?)印象とは裏腹に東北を元気づけたいという気持ちを持ってくれていたということを知れて嬉しく思いました。

 

わたしは出身は福島ではない東北の県なのですが、周りはほぼ東北の人で、全員が全員地元愛が強いわけでもないなと感じます。

わたしはどちらかというと地元好きだなーと思うほうですが、別にそう思えないんだったら無理に地元愛を持つべきとも思わないし、人それぞれで良いと思います。

 

東北出身の男性アイドル・俳優も多くいて、もちろん東北のことをアピールしてくれたり、地元のために…と言ってくれる人もいますが、活動の主軸にするレベルの人は多くないように思います。(私が知らないだけだったらすみません)

男性アイドル・俳優だと仙台から東京はそれほ距離があるわけでもないので、高校進学のタイミングや高校卒業のタイミングで上京する人も多く、地元にこだわりを持っていないイメージがあります。
周りにも仙台出身の人が多いですが、同じような印象で、仙台にずっとこだわりがあるというよりは前から住んでたからいる、便利だからいる、くらいの人が多いように思います。

 

そんな中、本田くんが出身地を積極的に言わなかったりせず、「地元のためにできることをしたい」と言って活動してくれることが嬉しいです。

 

ボーイズグループ系で活動していて東北のことを積極的に盛り上げようとしてくれている人が多いわけではない中、年頃の男子で「地元大好き!」と言って活動することってちょっと勇気がいることなんじゃないかなとも思います。

周りの友達・知り合いに冷やかされる可能性だってあったと思います。
本田くんの周りはそんな人いないかもですが、東北の県民性で、出る杭は打つところ、目立ってる人を冷やかすようなところもあるので…

本田くんは性格的に全然気にならないタイプなのかもですが、個人的にはこんな堂々と、地元でグループの単独ライブするくらい地元を愛してくれているボーイズグループ系のアーティストを初めて見たので、本当にありがたいなと思いました。

もちろんロックバンドとか、お笑い芸人とか、俳優とか、いろんな形で活躍する東北出身の人はいますが、自分が好きなアイドルやボーイズグループ系のアーティストでこういう人が出てきてくれたことが、私としては本当に嬉しいです。


ライブが終わったあと、別所でジャニオタの知り合い(東北人)に会ったのですが、本田くんのことを知らなかったらしく、地元のために貢献したいと言ってくれていること、郡山で凱旋ライブを行ったことを伝えると「そんな人いたんだね!」「すごいいい人じゃん…」と驚いていました。
正直に言えば周りのドルオタ系の東北人でも全員知っているかというと、プデュを通過した人くらいの印象です。
こんな素敵な思いを持って活動してくれているのにちょっともったいないなと思いつつ、これから認知度が広まっていって、他の東北出身の有名人くらいになる過程が見れるかと思うと楽しみです!


本当にタイミング良く行けた初OWVのライブでしたが、行って良かったなーーーーーと思います。
これからも応援したいし、東北でまたイベントがあったら東北人の友人を誘っていきたいです!