私がハイアンドローというコンテンツを知ったのは2年前。藤井流星くんの妹たちが出るということで、なんやかんやドラマも映画もリアルタイムで全て見ていた。なんならTHE LIVEもライブビューイングに行った。
しかしその時は繰り返し何度も見るなどオタク的な追い方はしていなかった。作品自体は設定もキャラクターも魅力的でエンターテイメントとして楽しんではいたものの、出演しているのは”自グループではない”というのもあって、どこか「親戚の住む隣村でやっている楽しそうな祭り」くらいに捉えていたのかも知れない。自グループのメンバーが所属するならどのチーム?という話はちょいちょいしてたけど…
それが今はこのザマである。
ちなみに明日も行きます。マイティとプリズンギャングさんのが欲しいのでシメに来週も行きたい。
自分でもシリーズ通して見てきてなんで今はまってんの??という感じなので今日はその理由をちょっとだけ紹介したいと思います。
※読み返して気づきましたがこっから急に敬語になります
あ、最後まで読んでくださる方はなかなかいないと思うので先に言っておきます。
THE MOVIE2見るのまだ間に合うからね!!!(来週で5週目)音楽も映像も映画館のスクリーンで味わってほしいから迷ってる人は予習とかいいから見てね!!!!
ザム2はもはや特撮映画であり洋画
※ザム:THE MOVIE2(劇場版第二弾)
知らない人的にはハイロー?LDHがやってるヤンキー映画でしょ?窪田くんとかも出てるやつでしょ?って感じだと思いますが、
普段LDHもハイローとも無縁で洋画を好き好んで観ている身だけどハイローを観て今の日本映画はきちんとお金をかけて適切な人材を集めればここまでのレベルの映画を作れるんだと感動した。映画館で国産の映画を楽しめる貴重な機会で邦画だからとか彼らだからという理由で観ないのは勿体無い
— ui (@merrymore_11) 2017年8月26日
週刊文春、松江哲明のハイロー最新作短評が秀逸。仮想敵は日本映画だと言い、「テーマを明確にしろ、恋愛要素を入れろ、誰かを殺せ、でも予算がない」を一切排除して、「これを観せたいんだ」だけで構築された映画、と評する。いわば日本映画の宿痾のカウンター、か。
— urbansea (@urbansea) 2017年8月31日
こんな風に評されるほど、今回は明らかにヤンキー映画のスケールを超えてます。
カーアクションではレクサスを始めとして高い車がバカスカすっ飛びます。たぶん10台はすっ飛んでる。
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— HiGH&LOW OFFICIAL (@HiGH_LOW_PR) 2017年8月26日
もちろんメインである喧嘩のアクションも大迫力。
このトレーラーを見てもらえば分かる通り、アクションがとにかくすごい(語彙)ので単純に映画作品として並々ならぬ気合を感じる作品です。ただLDHメンバーがかっこつけてる映画ではないです。
今のところ私の一番の推しは三代目のNAOTOさん演じるジェシーさんなのですが、(一部ジャニオタの間でもNAOTOさんがジェシー?wとちょっと話題になりましたね)
そのジェシーさんの身のこなしもわけがわからないですね。
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— HiGH&LOW OFFICIAL (@HiGH_LOW_PR) 2017年9月1日
上半身どうなってんの?????格ゲーか??って感じです。格ゲーマーのみなさんには「避けコマンド」「Xボタンキャンセル」と呼ばれてました。
ハイローのこだわりとしてほとんどノースタントでアクション撮ってるというのがまた驚きです…。
HiGH&LOW THE MOVIE 2がどんな映画かをHiGH&LOW THE MOVIE 2以外の映画で表現するGIFを用意しました。
— 日本ア太郎 (@Nihon_A_Taro) 2017年8月27日
これ系が好きな人はどうぞ観に行ってみてください。 pic.twitter.com/jfKh8s9FEI
まじで全編通してこんな感じです。もはやハリウッド映画。MARVEL。
とにかくハイローの画面には生ぬるさがないということが言いたい。もっと言えばスタイリストさんのこだわりご詰まった衣装とか作り込まれたセットとかの話もしたいけど今回は省略します。ぜひスクリーンで堪能シテクダサイ・・・。
(行間がガバガバなので)考察のしがいがある
画面の話とは別に、ザム2を私が何回も見てる理由として「オタクとしてのハイローの見方」を知っちゃったからだと思うんですよね・・・。
というのも、ハイローはオタクが大好きな考察の余地がとんでもなくあるんです。
ザム2を見た後内容に関していろいろ思うところがあってTwitterで検索をかけていたところ、LDHオタや俳優オタ以外の人たちもハイローについて様々考察されていたのを見て衝撃でした。あの場面のこのセリフにはこんな意味があったのか、という気づきが810回ありました。
いやー知らなかった。ドラマとか「やたらセリフで”ち○こ”ってワードが出てくるな…さすがLDH(?)」と思ってたくらいですからね・・・。
先程はハイローのエンターテイメントのクオリティの高さについて話しましたが、正直言って脚本はフワッフワしてます。なんせ現場で入るアドリブがめちゃくちゃ多いらしいです。
映画評論サイトで低評価を付けられているのも設定とストーリーに関するのが多い気がしますが、なんというか、ハイローの見方を知った今ではむしろそれが良いんだけどな?!と言いたくなります。
ということで、私が気になった考察ツイをまざっととめてみました。
これを読んでからザムを見返すとめちゃくちゃ発見があると思います・・・!
1つ1つの考察について語りだすとキリがないんですけど、ストーリーもキャラも理解しなくてもきっと楽しめます!実は今回フォロワー3人が初見でザム2キメたわけですが、「よくわかんないけど面白かった!!!」と言ってくれました。考えずに感じてもらえる映画だと思ってます。
役名がある人が100人以上出てくるのでそれはもう初見殺しな部分もありますが、もし勉強してから見たいという場合は公式チャンネルで紹介動画があるのでぜひ御覧ください。
なんとチームごとの紹介動画も上がってる親切さなので復習もしやすそう。
あとwikiもめちゃくちゃ詳しいのでキャラの詳細が気になったら読み込んでみると楽しいと思う。用語解説もあります。
HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 - Wikipedia
まだ未見の人のハイローが気になるという気持ちは間違っていない(おわりに)
言い切れなかったハイアンドローの楽しいところをは箇条書きにします!
・セリフが特徴的。テニプリとかの「まだまだだね…」「んんーっ絶頂!」「天才的だろぃ?」とかに通ずるものがある。有名な「どうしちまったんだよ琥珀さん!」「SWORDの祭りは達磨通せ」などに引き続きザム2も名言オンパレード。「俺車ダメだわ」とかついつい改変ツイしたくなる。
・各チームのテーマソングはじめ、曲がとにかくカッコいい。主題歌のHIGHER GROUNDは神がかったタイミングでかかるので毎度鳥肌モノ。爆音でクラブミュージックやロックを聴けるのが楽しみでわざわざ映画館で見ているというのもある。曲の歌詞もついつい口にしたくなりますね。コドウタカナール…
劇中歌が詰まったアルバムは毎日エンドレスリピートしています。
・地方に優しい。全国八大都市舞台挨拶では出演者がはるばるこっちのほうまで来てくれた。舞台挨拶、THELIVEのライブビューイングは全国の劇場でも見れる。
・DTCみたいなシュールなおふざけ要素とか、ヤマトとナオミ(藤井萩花ちゃんだよ)のNL要素とか、喧嘩だけじゃないところ。
・キャラがインスタやってる。作品に出てこないお宝ショットもたくさん。
・言うまでもなくCLAMP御大を味方に付けてるところは強すぎる
・ストーリーガバガバかと思いきやここに来てシーズン1の伏線回収してくるところ
という感じです!!!!!万が一この記事を読んで駆け込みハイローしてくださる方がいらっしゃったら嬉しいです。
あ!!!!!言い忘れてた!!!!
今のうちにザム2をキメといたほうがいいのは11月に続編が公開されるからです!
今やってるのが前編だとしたら後編をやるので、今のうちに見ておくとまだ次回作に間に合います!!!!!
フォロワーで「去年映画やってる時ブーム起きてたじゃん、でもその時乗れなかったからどうしようか迷ってて…」という子がいたんですけど私のひと押しにより無事ハイローを履修した世界に来てくれたので嬉しいです。
ハイロー最高~~~!!!!!明日の応援上映楽しみだ~~~~~!!!!