ついに脱・キャリアした話~Road to 格安SIM~
格安SIM、格安スマホ。なんとなく聞いたことはあるけど、どうすれば良いんだ?と思ってる人のために、私の乗り換え話を残しておきます。あくまで体験談なので、そもそも格安simって何とか用語の解説とかは他にも詳しい記事があるのでそちらをご参照くださ~い。
なぜこのタイミングで乗り換えたのか
・キャリア(SoftBank)の2年縛りが終わりそうだった
・来年から働くし、自分で全部払うなら安い方がいい
・iPhoneは好きだけど、iCloudとケンカしすぎてSDカードデータ保存が恋しい。Androidも使いたい。
こういう地味にイライラする事案が多かった…
iCloudからデータを復元できない時の対処法 | iPhone/iPadアプリ Applision(アプリジョン)
・iPhoneのカメラロールや通知を一般人の友達に見せられないのでもう一台欲しい
・クリスマスから現場期だし、チケットうんぬんある前に落ち着かせたい
という感じで乗り換えを決めました。
決めたはいいものの、私はあることに気づく。
せっかくならこのバキバキiPhone、キャリアの保証で修理してからのほうがいいんじゃないか?
キャリアは基本料金が高い分、安心なんちゃらパックなど保証がしっかりしています。実店舗もあるし。私は画面を割ってからまだ使えるし修理は前払いで高いし…と放置していましたが、脱キャリアしたらもうこの恩恵にあやかれないならと修理に出すことを決めました。
そこからもいろいろあった(遠い目)
まずソフバンの保証では、修理代金はまるまる現金で戻ってくるのではなく、月々の支払いから引かれていくか、ソフトバンクカードにポイントとして還元されるかの2択。修理をお願いしといてあれだけどすぐ辞めるし…とソフトバンクカードを発行することに。
しかしソフトバンクカードを発行するには名義を自分にしなきゃいけなくて、名義人である母とショップへ行き名義変更。さようなら家族割。二重請求にならないように締め日ぴったりに行かなきゃ行けなくてめんどくさかった…
無事にピカピカのiPhoneも来て(画面だけでなく全交換だった)、修理代のほとんども戻ってきて、これでスッキリ!!!!!!と思いきや…
圏外病との戦い
まさかの交換品がハズレだったらしく、気がつくと圏外になるという病気を発症。緊急地震速報も来ないため、Wi-Fiがないとただの鉄の塊に。
いろいろ調べて、高度な直し方もあるっぽいんだけど自分にはできなそうだったので諦めてApple Storeへ…
修理から90日間以内だったので修理分の保証が効いていてタダで交換してもらえたのが救いだった。またピカピカのiPhoneを手にする。3マスすすむ。
格安SIMの吟味
やっとキャリア関係が落ち着いて乗り換え後のことを考える。会社の同期が新しいもの好きが多いのでいろいろ聞いてたけど、格安SIMを扱う会社も多種多様。比較サイトを自分でいろいろ見て料金、速度、買える機種、何年縛りかなどを吟味し某社に決定。アフィブログにしたくないので招待コードは貼りません(笑)
妹は機械に疎いタイプなんだけど、「格安simにしなよ!やすいし!」って勧めてもなにそれわかんないめんどくさいって感じだったので、調べるのが苦痛な人には大変かもしれない。わたしもけっこうこの時点でもう疲れたよパトラッシュ…って感じだった。
今まで使ってたiPhoneはWi-Fiがあればネットが使えるので、オタ活用にするとして購入するAndroidも吟味。iPhone7は防水だしアッポーペイが使えるけど、今7万出して買うほどの魅力を感じなかった。アッポーペイにwaonが対応したら買うかな。
防水かつ画面割れなそうでおサイフケータイも使えるこちらに決定。3万ちょい!iPhoneの半額!一括で買えるわ!
契約更新月になったのでまずキャリアに電話してMNPの予約する。バックアップする。
格安simとこちらをサイトで注文。本当はキャリアの料金今月分まるまる払うので月末のほうがいいんだけど、現場前に落ち着かせたかった(とにかくそれに尽きる)
脱キャリアしてからと使用感
無事に届いてさっそくその日から使ってみる。電波とか通信に関して何のイライラもなし。むしろ10GBコースにしたので、キャリアの7GBの通信制限と戦うこともないから気持ちが軽い。それでも基本料金3000円ちょいくらい。
フォロワーさんからAndroidはとにかく遅いという話を聞いていて、たしかに処理速度はiPhoneのぬるぬる感には負ける。結果文字打ちはiPhoneでやればいいやということに落ち着いた(笑)AndroidのほうはLINEと電話とおサイフケータイなどオタ活以外専用機。
乗り換え先はユーザー同士のコミュニティーサイトがあったり、ツイッターでもこまめに情報発信していて、実店舗はないけどそれなりの安心感がある。
結果:今のところ何の問題もなし。キャリアに多く払う予定だった分で新しいケータイ買えたみたいな気持ち。あと機種本体が変わったのでLINEの履歴が消えたくらい?おサイフケータイめちゃめちゃ便利!!!!!
別に今のケータイのままでいいやって人は違約金払ってでも全然元取れると思う。
さみしいことがあるとしたら、先週まで楽しみにしていた、ドーナッツを金曜日にタダでもらえることがなったことくらいかな。おわり。
バイト時間を減らして思ったこと
人は何のために働くのか。
オタクは圧倒的に「自担に合うため」「オタ活資金を集めるため」という理由がトップに出るだろう。
私もバイトができるようになった瞬間からとにかく働いて、現場に行く日々だった。
それが最近、ほとんど働いていない。理由は卒論と入社前課題に集中するためなんだけど、それ以外に「シフトを減らして良かったな…」と思えることがたくさんある。
自分の時間の大切さ
バイト戦士をしていたころはとにかく現場が楽しみだった。今は、自分の時間を自分の好きなように使えることがどんなに幸せかを噛み締めている。
きっとほどよくオタク欲をブレーキかけれる人にとっては当たり前じゃねーかということだろうけど、わたしはどんどん楽しくてお金のかかる予定を入れてしまったことで働く→ストレス溜まる→稼ぐ→使う→お金ない→働くというバイトスパイラルに陥ってしまっていたのだ。
まずバイトの予定があると、そのシフトの時間だけでなくその前後でなんやかんや準備したりバイトの疲れで休んだりという時間が結構あるということに気づいた。
その日バイトがあると朝から「ああ今日はバイトだ…」と思うのでその時間も結構もったいない。
さらに感覚が麻痺してくるともはやバイトしんどいとかめんどいとか思う前に働いている。これはブラック企業で過労に追い込まれている人と同じで、働く以外に選択がないと自己催眠にかかってしまっている状態だろう。
それが全くなくなると、ゆっくり自分のペースで、いろんなことをできるようになった。
例えば、
・整理整頓
死んだじいちゃんのクローゼットもやっと開けました。
・家の手伝い
お母さん、今まで任せきりにしててごめんよ…
・イライラすることが減る
客や先輩に当たられた分私も無意識のうち誰かに当たっていただろう
・空いてる時間に映画
平日のガラガラな映画館に行けるのは今だけ
・友達に会う
最近会ってなかった人や近くのフォロワーさんとお茶
・地元の行きたかった場所に行く
探せば案外いい感じのカフェがある
・本を読む
図書館行けば雑誌もタダ 知識が増えると自信もつく
・ブログを書く
・予定を立てる、日記を書く
考えがまとまるし振り返られる
こんな感じだ。(もちろん卒論と課題も)
どれも1000円くらいしか使わないことばかり。
自分らしく生活するにあたって大事なことで、逆になんで今までやってこなかったんだという感じ。
どうせ来年から嫌でも毎週5連勤するんだから、今しかできないことをやっていきたい。
とにかくまずシフトを減らす
それでも生きるのにはお金が必要で、バイトしない生活は無理。
バイトして自分が使うお金は自分で稼ぐようになるとそんな思考になってくるけど、この2冊を読んでやっぱりシフトを減らそうと思った。
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/05/26
- メディア: 単行本
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元ニートのphaさんと社会派ブロガーのちきりんさん。一見ゆるいライフスタイル本と効率よく働くためのビジネス書という真逆に見える二冊だけど、ある点で共通してると思った。
それは無駄に働かないということである。
phaさんはプログラミングや執筆で稼いだ最小限の稼ぎで、シェアハウスで暮らしたり、お金のかかる趣味を持たなかったり生活もそれに合わせてゆるく生きている。
人間お金があると使ってしまうものだ。ヘアサロン代とか服飾費とか通信費とかオタ活費とか、使うことが当たり前だと思っているものも、本当に必要だから、それがないと死ぬから使っているというわけでもないものがいっぱいある。
女として生きるなら絶対こうしなきゃダメ!みたいなイメージが、歳を重ねるにつれて理想高くなてしまうけど、冷静になってみるとそれは他人のいい面と自分を比べて勝手に落ち込んでいるだけであったりする。
この本で自分と全く違う生き方をする人の価値観に触れたことで、それをリセットできてよかった。
ちきりんさんといえば先日の「大学のつまんない授業は出ないでバイトして社会勉強した」ツイートがかなり物議を醸していたけど、そのツイートの真意もこの本にあったので納得した。
この本ではどこにでもいそうな「自分の時間がない」4人が出てくる。4人とも「なんとなく」の忙しさにかられているが、それはまず「働く時間を減らす」「無駄なことをやめる」ことで生産性向上につながり自分の時間も増えるいうことが述べられる。
この本を読んで、私はかけもちアルバイトのうち片方のことを思い出した。そのバイトは2年生のときに1つのバイトの稼ぎだけでは満足できなくなって始めたものだった。
そのバイトはサービス業なので、いろんなトラブルがある。気持ちのいい接客をしても褒められることはなくそれが当たり前なので、それよりもクレームが入ってなんやかんや気を揉むという事が多い。
もちろんそれによって社会勉強できたこともないけど、今思えばこまごました社内システムが全部効率よくなるように改善されされれば起きないトラブルである。残念ながら私が働いている間にはそれは見込めそうにない。改めて振り返ると働いている人たちにも「課題解決」という意識がない。
好きな人もいるだろうしサービス業で働くこと全般を批判するわけじゃないけど、今セルフレジなんかもいろんなお店で増えてきているし、これから学生が生産性がなく・得られるものがない職場でダラダラ働くことが減っていけばいいなと思う。
このバイトは私にもできるけど私よりも向いている人がいる。私が入って私が成長できることはもうない。そう感じた時、シフトをガンガン入れるのをやめようと思った。
もうひとつのバイトは、単に人足りないということだけでなくて地元社会へ貢献している実感がわくし、その分いただいたお金は大事に使おうという気持ちにもなる。そっちならストレスたまらないほどに入っても良い。
自分にとって価値のある働きをして、必要なぶんだけのお金を稼ぐ。とりあえず3月までは貴重な時間を大事にした生き方をしていきたい。
社会人になったらどうなるかわかんないけどな!!!!!!(不安の叫び)